「もうじき新居が完成。ワクワクするけど、引越し準備が大変そう・・・」
このような方へ、ニワコラボ的お引越し準備の進め方について書いてみようと思います!
新居建築中!引越しまで1〜2ヶ月ある方の引っ越し準備の進め方
まだ余裕がありますが、だからと言ってのんびりしているとあっという間にお引っ越し日がやってきてしまいます。
お子さんが小さかったり、お勤めしているとなかなか思うように進まないのが引っ越し準備。
新居での収納もいまいちイメージできなくて、何をどう準備したらいいか、何から始めたらいいかわからないと言う方も多いかと思います。
そんな方は、以下のやり方を参考にしてみてくださいね。
1 新居での暮らしをイメージする
新居の図面をご準備ください。
その図面で、自分が、家族が動く姿を想像しながら、どこに何があれば良いかをイメージしていきます。
ニワコラボの新築収納サポートを受けられた方は、「収納プランシート」や、「荷造り用収納プランシート」を見ながら確認してみてくださいね^^
収納スペースに色を付け、番号をふります。
そこにどんなものを収納するかをイメージし、簡単に書き込んでいきましょう。
押し入れだから布団、クローゼットだから衣類、のような固定観念にとらわれず、自分や家族の動線や使いやすさを最優先して考えてみてください。
【図面の番号のふり方】
必ずという決まりはありませんが、玄関をスタートとして、帰宅時の動線をイメージしながら番号をつけていくとよいと思います。
例)
玄関収納① リビング内の収納②③ パントリー④ 洗面所内の収納⑤ 洗面台⑥ クローゼット⑦⑧ 和室押入れ⑨ 寝室クローゼット⑩・・・といった感じです。
ちなみにキッチンはここには含めても含めなくてもOKです。
キッチンシンク下、キッチンコンロ下、キッチン背面収納くらいのざっくり分類でも大丈夫です。
2 新居の収納スペースに入れるものを考えて荷造りをする
荷造りをするときやってしまいがちなのが、今の家の収納場所ごとに荷造りしてしまうこと。
例えば、今の家のリビングにある収納スペースのものをすべて箱にしまってしまう、と言う感じです。
引っ越し日まで時間がない時にはこのような方法でも仕方ないのですが、引っ越しまで余裕がある、かつ新築なので新生活を気持ちよく始めたい!場合には、事前のちょっとした頑張りで、新居での開梱収納作業がグッと楽になりますよ。
3 荷造りの順番
今の生活に影響の少ない場所・物から荷造りを進めていきましょう。
ご家庭により持ち物も量も違いますので、一般的な、ざっくりな感じになってしまいますが参考にしてみてください。
【順番の例】
①納戸のような、季節のものや思い出のものなどがたくさん入っているスペースがある場合はまずはそこから!
②ストック品や雑貨、住所不定のものを収納しているスペース
③シーズンオフの衣類や寝具
④個人のもの(趣味のもの、本、スポーツ用品など)
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ー引越しまで3週間をきったら・・・
⑤キッチンの日常使っていないもの(ストック品、二軍の調理家電、調理器具、食器類など)
⑥書類など(毎日確認が必要なもの、近日中に必要になるもの、新居や引っ越し関わる書類以外)
⑦おもちゃ(毎日遊んでいないもの、絵本など)
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ー引越しまで1週間をきったら・・・
⑧普段着、仕事着
⑨キッチン用品・洗面所用品(ギリギリまで使うもの以外)
⑩貴重品・重要書類
4 具体的な方法
①段ボールとゴミ袋を用意します。
②収納スペースのものを全て出して、不用品を処分する
例えば納戸的なスペースの場合、面倒でも一度すべてのものを出します。
出し切ってから、明らかに不要なもの(劣化している、存在を忘れていた、使用する予定がないなど)を処分します。新居への引越しの場合は、この作業が大事!今の暮らしを変えたい!スッキリした暮らししたい!場合は、ここで心を鬼にして頑張りましょう!!
サポートを受けられたお客様のお引越し前の収納スペース。お引っ越しの1ヶ月前くらいにお邪魔して、整理のお手伝いをしてきました。
すべての物をだして不用品を処分し、その後、残りの生活に支障のないように戻しましたが、新居での収納を意識した収納をしています。
③残ったものを、新居で使う場所ごとに分類して詰めていきます。
段ボールには、新居の収納場所と番号を大きく書きます。
例/リビング③ 、 キッチン・シンク下 など
④他の場所で出てくるものもあるので、段ボールの封はしないでおく
⑤開梱の優先順位をつけておくと便利。
キッチン用品でも、最低限の食器や調理器具がすぐに使える状態になっていると便利です。割り箸やラップ、キッチンペーパーなどをまとめて、「キッチン すぐに使う」などと書いておくといいと思います。
⑥引越し前日・当日まで使うものについて
これらのものは、「すぐに使う」と書いた段ボールにまとめます。転居先で他の荷物に埋もれてしまったりしないように、蓋を開けたままにしておくのもおすすめです。貴重品が入ったものは、自家用車で運ぶなどの管理が必要です。
その他のポイント
■ガムテープを3色で用意しておくと、赤「すぐに開ける」 黄「1週間以内に開ける」茶「急がない」といった感じで色分けすることができ、たくさんの段ボールの中で優先順位をつけるのに便利です。
■入居後の荷解き・収納時にすぐに使用するような、ゴミ袋や雑巾、ハサミ、ペン・メモ帳、洗剤などもすぐに出せるようにしておきましょう。
■番号を書いた図面を大きく印刷して新居の玄関に貼っておくと、引越し業者さんが荷物をその付近に置いてくれるはずです!
■新居でどんな収納用品(小物系)を使えばいいかわからない時は、引越し前に準備はせず、ひとまず荷物を運び入れてから検討する事をおすすめします。その際、ショップの紙袋やチャック付きの保存袋などが一時的な収納用品として活躍しますので、紙袋を大量に持っている😅場合は今は処分せずにひとまず新居へ。
新居の収納は7〜8割を目指して
もし、今の暮らしに不満があり、新居での理想の暮らしがあるのであれば、引越しは物の持ち方を見直す絶好のチャンス!!心を鬼にして物と向き合ってください。一度新居に持ち込んでしまうと、そのままにしてしまう可能性大です。
「今使っていないもの」で「この先使う予定がない、使っているところがイメージできないもの」は処分の対象です。
「使える」か「使えない」かの基準ではなく、「使う」か「使わないか」で判断してくださいね。大体のものは、「使える」に分類されてしまいますので(笑)
物の量が減ると、当然収納はしやすくなりますし、収納用品だって少なくてすみます。
引越し時は一番物が少なくなる時で、そこから生活が始まって、また物が少しずつ増えていきます。ですので、スタート時から物がパンパンぎゅうぎゅう状態では・・・数年後には大変なことになってしまうかも。7割、8割収納を目指していきましょう!
新居での快適な暮らしを想像しながら・・・引越し準備、頑張ってくださいね!!
1人で頑張ろうとせずに、プロを頼るのもアリ!時間と労力の無駄を省こう!